中学受験 入試

中学受験 入試

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【提供元】  中学受験 社会科専門のスタディアップ様 


中学受験の入試対策に関してお話します。ウィキペディアより

出願資格
入学者選抜のある中学校・中等教育学校においては、万人に門戸を開いているわけではなく、各校独自に出願資格を定めている場合が多い。一般的なものとしては、年齢、性別、学歴を定めるケースが多い。

法的な入学資格の枠組み
日本において、中学校をはじめとする前期中等教育の課程に入学するためには義務教育期においては通例、初等教育の課程を修了しなければならない。

日本では学齢の考え方から、 初等教育課程を修了し、前期中等教育課程に入学する者は満12歳以上である。ただし、初等教育課程を修了していない者でも、年度初めの時点で満12歳の誕生日を迎えていれば、一般の小学校卒業者と同様に前期中等教育の課程に入学できる場合がある。この場合には特に高等学校卒業程度認定試験(大学入学資格検定の後身)や中学校卒業程度認定試験のような入学資格試験を受ける必要はない。

年齢と学歴
日本において、前期中等教育を行う各学校に出願できるのは以上の入学資格を満たしている者、または入学する年度初め(4月1日)の時点で満たす見込みがある者(現役生)である。また、法制度上は、中学校をはじめとする前期中等教育の学校に入学できる年齢に上限は設定されておらず、また、過年度卒業生(既卒者)の進学が禁止されているわけでもない。

しかしながら、各学校等においては年齢に上限を設ける場合や、過年度卒業生に対して入学資格を設定していない場合が多い。その影響と社会的な風潮のため、現状では中学校等の入学志願者のほとんどが小学校等を卒業する見込みの者(現役生)であり、浪人などの過年度生はほとんど存在しない。

たとえば、私立中学等の多くは募集要項で、「その年度に小学校を卒業する見込みの者(既卒ではない小学生)」のみを対象にしている。このため、ほとんどの入学志願者が現役生であり、過年度生はまれである。また、募集の対象が「小学校を卒業する見込みの者」(現役生限定)であれば、13歳以上の卒業見込みの小学生も現役生として入学できるかに見えるが、実際には年齢の上限が不文律で設けられている場合もあり、入学が許可されない場合がある。

ただし、帰国生徒の場合は日本国外の学校制度に各国間で違い(年度のずれ等)があることから、日本国内からの受験生と違って、ある程度年齢に幅を持たせて募集している場合もよく見られる。また、入学者選抜を行わない公立の中学校は学区等に基づいて入学者が機械的に決定されることが多いため、個別に募集要項を発表することは通例ない。しかし、やはり同様に門戸は狭く、年初に13歳以上の人の第一学年への新入学や、学齢超過者(年初に15歳以上の人)の第一学年への新入学や課程の中途への編入学は難しいといわれている。

一部の私立中学校等では小学校既卒者(過年度生)や、他の中学校に在籍する者(いわば仮面浪人生)に対して、第一学年への新入学、所属可能最高学年より低い学年への編入学を認めている場合もある。ただし、以上の例は中学校のほとんどを占める中学校の昼間課程の場合に多く当てはまるものであり、中学校の夜間課程・中学校の通信教育では逆に生徒のほとんどが学齢超過者である(詳しくは「過年度生」を参照)。

通常は小学校・小学部の卒業者・卒業見込み者を対象にしているが、日本国外在住者などの場合、卒業時期や在学年齢が日本と異なることから、4/1時点で12歳の年度に達してもまだ小学校課程(第6グレード)を修了していないケースもあり、さりとて卒業後の翌年に延ばすと大多数の受験者より1歳上になってしまうため、そういったケースでも最低年齢時に入学できるよう「または同等の学力がある者」という規定を設けている場合がある。

性別
私立学校では男女別学の学校も多い。特に、難関大学合格者を大量に輩出する進学校型中高一貫校の多くを別学校が占める(御三家はいずれのバージョンも別学校である)。また、複数のコースがあって、一部コースのみ共学にしている学校も存在する。ただし、近年は生徒数減少のため、共学化して人気を呼ぼうとする学校も見られる。

内部進学
なお、私立の中学校では完全中高一貫校が高等学校からの外部入学者の募集をしないのと同じように、中学校からの外部入学者の募集をせず、併設小学校からの内部進学のみとする学校もまれに存在する(田園調布雙葉中学校など)(聖心女子学院中等科は2014年から併設の小学校の内部進学のみとする)。

学区
公立の中学校では学習者本人(実質的には保護者)の住所によって、通える学校が厳密に指定されている。これを学区制という。ただし近年、公立学校選択制が施行され始めており、徐々に中学校の選択肢は増えている。国立の中学校では公立の中学校の学区ほどではないが、通学区域をかなり制限している場合もある。

私立の中学校ではあまり厳密な学区制限がない場合が多いが、通学時間に上限を設けたり、親元を離れての通学を認めなかったりといったケースもある。

その他
出願資格において、「大学進学を目指す者」としている場合がある。これは本人の自己申告でどうとでも答えられるが、基本的にはこの学校が進学に特化しているということを入学の時点で宣言するという狙いがあるため、そういった風土に合わない受験生が入学することで居づらくなったりすることがある。また、「併設の高校に内部進学する予定の者」という規定を設けることで、この学校が中高一貫校であることを改めて認識させようとする場合もある。

また、まれながら宗教系の学校においては信者を主な対象にしている場合や、保護者がある程度学校行事に参加することを前提としている場合がある。

中学受験の現状
日本では前期中等教育への進学率がほぼ100%であり、多くの小学生は自動的に中学校などの学校に進学する。しかし、無試験で入学できる学校が多いため、多くの地方では受験が意識されない場合が多い。 なお、受験とは違うが、一部の地域で公立学校選択制が施行されたため、無選抜の公立学校に入学する場合でも進学先を選定することがある。

地域性
私立中学は日本に700校あるが、首都圏では東京都179校、神奈川県62校、埼玉県20校、千葉県23校と4都県で284校を占め、京阪神では大阪府63校、兵庫県39校、京都府24校と3府県で126校を占めている。

この様に首都圏と京阪神に私立中学が集中しているため、それらの地域では中学受験が盛んである。地域によっては小学校の生徒の大部分が受験するため、それらの地域の公立中学が大幅な定員割れとなることもある。国立中学は私立中学ほど東京に集中しておらず、各都道府県に分散している。

公立中高一貫校も全国に分散しているが、新潟県や東京都などが設置に積極的な一方、大阪府など設置に消極的な自治体もあり、数には大きな差がある。国公立中学も私立中学と同様、中学受験が盛んな地域では人気があり、首都圏では入試倍率が10倍を超える学校もある。

地域性と中学受験観
中学受験が盛んな地域は上述のように首都圏・関西圏である。マスメディアも首都圏・関西圏の情報が中心であるので、中学受験に対する利点を強調する傾向がある。

受験全般
入試制度
私立中学校、国立中学校および選抜制の公立中学校(おもに中高一貫校である)、国公私立中等教育学校は学区制の公立中学校とは異なり、入学希望者に学力試験や運動能力試験などを課し、その入学試験の結果によって合格者のみを入学させる場合が多い。

公立の選抜制の学校では学力検査を行なわない建前になっているが、実際には同様の適性検査が実施され、進学塾も検査対策を行なっている。なお、学区制の公立中学校は入学時選抜は行なわない。

利点
日本では義務教育制度があるため、学齢期の日本人であれば誰でも公立中学校までの就学が公的に保証されているが、あえて入学試験を受けて私立中学校等に入学する(保護者がさせる)理由として次の諸点(併せて問題点)があげられる。

学習内容
日本の公立中学校では特定の宗教教育ができないため、宗教的思想を重んじる者はそれに力点を置いた私立中学校(ミッションスクールなど)へ通うことで、各々の信仰に応じた宗教教育を受けることができる。
大学の付属校では、関連校との交流が盛んに行われるため、高度な研究内容にじかに接する機会が多く、また将来的な学部進学を念頭において専門的な進路を生徒に意識させる教育を行うところもある。
公立中学校では、部活動が予算や設備の都合や指導者の異動のよって消滅することがあり、生徒の希望する部活動が安定していないといった問題点がある。公立中学校には予算面や設備面で厳しく殆ど設置がなされない部活動も、私立中学校では特定の競技を専門的な指導のもとに継続して続けられたり、文化系を重視する学校では公立には見られないような多種多様な部活動を選択でき、それぞれが活発に活動していることも多いという点があげられる。また中高一貫校では公立中学校に存在する高校受験の壁に左右されず、専門的に続けられるといった利点がある。
高校への内部進学
入学試験がある中学校の大部分が中高一貫校であるため、公立中学から公立高校へ進学する際に大きな影響がある内申書、内申点を気にすることなく、内部進学制度を利用した無試験制度、あるいは外部入試よりも簡単な試験で進学でき、高校受験の負担がないというメリットがある。
なお、国立中高一貫校の多くも高校まで内部進学可能であるが、国立中学は高校を併設していない場合も多い。ただし、内部進学については連携型一貫校ではこの限りではなく、全員が進学できるわけではない。この点はかなり大きな判断材料である。例えば、女子しか内部進学できない国立中学校では入学偏差値が女子の方が10以上高い(=人気が高い)という例があり、このことからみても高校受験が不要であることは魅力的に見られていると分かる。ただし、近年は高校入試の改革が進み、公立学校にも内申書・内申点に比重を置かない入試形態が増えているため、注意が必要である。
大学への内部進学
多くの私立大学附属校では高校への内部進学のみならず、大学受験をせずに大学までエスカレーター式に内部進学できるというメリットがある。なお、国立大学附属校では大学教育学部の付属研究施設という位置づけのため、現在までのところ、大学まで内部進学できる制度はなく、付属校を卒業しても大学入試センター試験と2次試験を受ける義務が生じる(公立中高一貫校新設のため変更案あり)。
中高一貫教育

問題点
逆に問題点としては次の諸点が挙げられる。

受験生や保護者への心身的負担
受験のための準備は長期間にわたり、膨大な学習をすることとなるため、児童に大きな影響を及ぼす。小学校での授業だけでは受験に十分な学習とならない場合もあり、学習塾へ通ったり、通信教育を利用したりするなどの例が多い[2]。
学習塾へ通う場合には小学校の授業に引き続いて授業が行われるため、夕食がままならないこともある。また、毎週模試やテストが実施され、その結果が児童や保護者へのストレスとなることもある(詳しくは試験対策で後述)。
受験において必要なものは学力がほとんどである。そのため、親によっては児童にとって他に得意なことやいいところがあっても、それは受験に不要なために認めず、成績が下がったときには人格を否定するような過激なケースもありえる。ただし、それは中学受験に限ったことではなく、高校受験や大学受験などにもしばしば見られる現象であり、日本の学力重視の受験システムの根本的問題であるとされる。
さらに、中学受験は浪人することが事実上想定されていないため、親子の合格に対するプレッシャーは大学受験などよりも大きいと考えられる。そのため、複数校を併願受験することも考えられるが、その全てが不合格であることもありうる。この場合は地元の公立中学校へ進学することなるが、難関校や上位校の受験者では、それまでの苦労が報われなかったことに対する精神的なダメージは計り知れない(詳しくは「公立中学へのしわ寄せ」で後述)。(一方で、公立校進学という保険があることにより、高校受験浪人が社会的に認められていない中での高校受験時のプレッシャーよりは小さいとする考え方も存在する。)
また、ある小学校の教員の証言によると、公立中高一貫校に合格した児童は「勝ち組」 意識が強く、人の上に立ったかのような態度を示す児童も現れ、 厳しく指導したといい、同じような態度を示す保護者もいたという。
金銭的負担
2007年7月14日付の『東京新聞』の特集「過熱する中学受験<中>」によると、入学試験に備えるための学習費(学習塾、通信教育、参考書等の教材)や入学後の学費が、受験をせずに公立中学校に進学した場合と比べて大きいという[3]。入学時に必要な学校納入金や雑多な出費、授業料、さらに任意ではあるが寄付金を求められることもある。
通学への負担
学校が自宅から遠距離である場合、通学に鉄道やバスなどを使用し、生活時間の多くを移動に費やす。あるいは学寮に寄宿したり、アパート等を借りたりして、自宅から離れて生活することも考えられる。これらへの精神的負担はもちろん、金銭的負担も大きい。
相性
私立学校はそれぞれに建学の精神があり、公立中高一貫校も独自の教育方針を打ち立てるなど個性が強い。そのため、受験に際してはあらかじめ学校の特色を十分に調べておき、児童にあった学校を選ぶことが望まれるが、それでも児童が校風に合わないケースがある。
中学受験の出題内容
中学受験では学校によっては非常に高度な内容を試験問題に出題することがある。そうした問題は中等教育内容を含むことが多く]、小学校の学習範囲を逸脱していない問題であったとしても、内容が幾重にもひねってあったり、高度な想像力、発想、文章力が試される。特に算数はその傾向が顕著である。
高校受験以降の数学(特に代数分野)では方程式さえ立てられれば、後はそれを解いて行くだけで答えが得られるが、算数は方程式を扱わずに問題を解くことを前提としているため、問題は複雑な出題を方程式を回避しながら解く物となる。そして、その問題を方程式で解かないとかえって難しい場合が殆どである。こうした問いを解くために面積図や線分図などの特殊な計算法が必要とされるが、方程式が登場する中等教育内容ではそれらを一切使わない。そのため、「中学入学後には方程式を主に扱うのに、そのような出題の仕方に意味があるのか」という指摘もある。
中学入学後に落ちこぼれる危険性
入学後の学習成績が伸び悩むことがある。授業内容が高度であり理解できなくなったため、高校受験(又は大学受験も)が無いので、中だるみ状態になるためなどが原因として考えられる。
私立は公立と違って、学習指導要領の上限が適用されないこと、及び、高校とつながっていることから、高校の内容を中学入学直後から教えるなどしている学校も多く、一部の特に秀でた生徒以外にとっては授業についていくのが困難な学校も見受けられる。
生徒数
私立中学はより多くの生徒を受け入れる傾向にあり、中には1クラスの生徒数が40人以上になることも存在する。過密化は集団の活力向上に寄与するが、大人数の集団に慣れない生徒にはストレスの増大にもつながるおそれがある。また、逆に生徒の集まらない私立中学も存在し、1学年が20人未満といった場合もあり得る。少人数教育を体現する一方で、少ない人数ではクラス替えが行えないため、いじめが起きたときにクラスを替えることができなかったり、人間関係の固定化したりするといったデメリットがある。
公立中学へのしわ寄せ
中学受験に失敗した児童は公立中学へ進学することになるが、精神的なダメージを負った児童を受け入れる公立中学は対応に苦慮している。2007年7月10日付の『東京新聞』の特集「過熱する中学受験<上>」によると、生徒の8割が学区外からの入学という東京都心の公立中学校で、1年生を担任した教員は「受験失敗の後遺症ケアで疲れ果てた」と証言している。
中学受験に失敗した生徒は「偏差値の低い私立に行って恥をさらすよりは名の通った公立へ」という子の集まりであり、社会性は身に付いておらず、協調性もないがプライドは高いという。また、問題行動を起こしやすく、ホームレスに石を投げたり、遠足で乗った電車内で他の乗客に傍若無人ぶりを注意され、「うるせえババア」と暴言を吐いたりする。指導しても無表情、無反応だという。 
「砂漠に水をかけるような無力感。向かってきた方がまだやり方はある。五感を磨くべき小学生時代に受験勉強一辺倒で、ママがいないと動けない。受験が終わった時点で燃え尽きている」とこの教員は証言している[3]。
また、公立中高一貫校の大館国際情報学院が設立された秋田県大館市では、同校に近い各小学校から成績上位者十数人がそれぞれ抜けるという事態が起こり、廃校すれすれ、 クラス減すれすれの地域の中学校にとっては死活問題だという指摘もある。
地元の公立中学が荒れているというような風評が立っている地域では、成績上位層や富裕層の子供だけでなく、学力中堅層や中流層の子供までが私立中学や国立中学に抜けてしまうため、学力や校内治安の低下をさらに進行させるなどして荒廃が悪化し、地元の公立中学が教育機関としての機能すら果たせないような状況に陥っているようなケースがある。
かつては受験競争の低年齢化、それによる子供たちが受けるストレスが社会的に問題になり、ジャーナリズムにおいても批判的な記事が多く発表されたが、近年は常態化してしまったためか、批判的な報道は少なくなってきている。しかし、そのことは問題がなくなったことを意味するのではなく、逆により多くの子供たちと家庭にとって避けられない現実になってしまい、客観的に考えて批判することが難しくなっていることを示している。